生活保護の申請をするにあたっては、原則として、氏名や住所又は居所、保護を受けようとする理由、資産及び収入の状況、その他保護の要否、種類、程度及び方法を決定するために必要な事項等を記載した申請書を福祉事務所に提出していただく必要があります。
ただし、それができない特別な事情があれば、そうした申請書がなくても申請することができます。
生活保護担当窓口で具体的に必要な書類を教えてもらう事もできますので、自分のケースではどうしたらいいか一度相談してみるのも良いでしょう。
1.生活保護申請書など必須の書類
「生活保護申請書」「資産申告書」「収入・無収入申告書」は、福祉事務所(生活福祉課)に書類が用意してあります。
・自分の生活歴(学歴・職歴・結婚歴・病歴)がわかる履歴書など
・生活を援助してくれる援助者の現住所がわかる書類
・自分が所有している土地や保険などがわかる登記の書類など
・自分が現在持っている資金がわかる通帳など
を用意し、それを見ながら申請書を記入しましょう。
・求職中・低賃金などが理由で最低生活費に収入が満たなければ、生活保護費はもらえます。理由に嘘は書かないようにしましょう。
・「○○月○○日に会社の倒産で失業し、求職中に貯金が無くなった」のように、生活に困っている理由がわかる内容なら、理由は簡単でもOKです。
書き方に困った際は、窓口や支援団体などに相談してみてください。
2.その他、手続きに必要なもの
行政の手続きですので、「印鑑」「本人確認書類(運転免許証など)」は持っていくとスムーズに手続きが進みます。
また、1.の書類を書く際に参考にした書類(通帳など)も一緒に持っていくと、窓口との相談がぐっとしやすくなるでしょう。